ドングリ王国 ペっぽこ2人旅

ドングリ王子とぺっぽこ姫の 彼方此方すったもんだの揚げ句の気侭自由旅

バリ島の土産ばなし。

旅先で買ってくるものは、ややこしいものが多い。

今回もかさばってこわれやすい土器、石、竹、臭いのきついものを後生大事に抱え込んで持ち込んできた。

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1.かさばってこわれやすい土器。

素焼きの土偶のような人形。
ガムランを奏でているような土偶で全部で5体買ってきた。
これは、新聞紙やタオルに包んで、それだけをデイパックに入れて大事に背負ってきた。
もうすでに3体はそれぞれの嫁ぎ先にいってしまって、手元には2体しか残っていない。

この像は空洞になっていて、目や口が開いている。
中にロウソクを入れて部屋を暗くすると、奇妙に怪しげに微笑んでいる像になった。



2.竹製の風鈴

泊まったタムカミホテルで、オーナーの部屋の前にぶら下がっているのを見かけて、欲しくなったもの。
普通の土産屋で普通に売っていた。風に揺られて結構いい音がする。


3.ちいさな石臼とすりこぎ棒。

もちろんすりこぎ棒も石で出来ている。
これで、胡椒やニンニクや唐辛子なんかをつぶすのだ。

スカスカ料理教室に行った時に講師格のスイヤス君が何倍もでかいやつを上手に使っていた。
ちょっと悔しかったので、これで練習して今度行った時に上達度を褒めてもらうつもり。

血迷って直径30センチぐらいのを買おうとしたが、これはさすがに「重さを考えろ」と周りに止められた。
残念ながらままごと用になってしまった。

4.エビのペースト。
バリ料理の調味料のベースとなるもの。
これは、日本でもチャーハンや野菜炒め、あるいはインスタントラーメンにいれても美味そう。
ただ、匂いがきつい。
いま冷蔵庫の中で、ひたすら匂いを発散させて出番を待っている。

タムカミホテル(TAMUKAMI HOTEL) 、サヌール、バリ島

バリ島ではタムカミホテル(TAMUKAMI HOTEL)に泊まった。

タムカミホテル(TAMUKAMI HOTEL)は、バリのサヌール地区にある全客室20室足らずのこじんまりしたホテルだ。
でっかいリゾートホテルよりこじんまりしたホテルが良い。

サヌール地区は、古くからリゾート地として知られている。
しかし今ではクタ、レギャンやヌサドアなんかに比べて、どこかすっかり取り残された感のあるのんびりした雰囲気がただよう。
白人系のツーリストがのんびりと時間を使っている。

そんな中でメインストリートからちょっとだけ入ったところにあるこじんまりしたホテルが、タムカミホテルだった。

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普通は、ホテルの部屋に戻るとホッとする。

ここでは、ホテルの敷地に入るだけで我が家へ帰ってきた様なやすらぎがあった。


スタッフもフレンドリーで、いつの間にか顔見知りになって、冗談を言う(本当は身振り手振りだけだけど)仲になってしまう。

それにしても、ここのスタッフは良く訓練されているせいか、本当に良く働いていた。
キビキビ、テキパキという訳ではないが、手を抜かない姿勢が伝わってきた。
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オーナーEugeen氏とその奥さん(2人ともベ ルギー人)の人柄が伝わってくるような落ち着いた良いホテルだった。

決して、ホテルの前に海が広がっている訳ではなく、
慇懃無礼で顔だけ笑っている従業員がいる訳でもなく、
むやみにでっかくて、ホテルの中で迷子になる訳でもない。

それでいて、部屋にはNHKも見られる衛星放送があり、
レストラン廻りにはワイヤレスネットワークがある。
そして冷蔵庫には外と同じ金額のビールが置いてある。

冷蔵庫のビールといえば、同行のF氏は毎日冷蔵庫のビールを全部空けていた。

それに気づいたスタッフは、
彼の部屋の冷蔵庫にはコーラの替わりにビールばっかり入れるようになった。

そんな気配りがうれしいとF氏は際限なくビール(ビンタンという銘柄です。)を飲み続けていた。いつのまにかスタッフは彼のことを「ミスタービンタン」と呼ぶようになっていた。

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日本へ帰る当日の朝に挨拶をしたところ、オーナーEugeen氏は、こう言った。

「帰るの?そんなこと出来ないよ。不可能だよ」

ほんとに離れたくない居心地の良いホテルだった。


タムカミホテル(TAMUKAMI HOTEL)のサイト


ホテルの手配は、直接ホテルへ連絡するより、有力な旅行会社を通じる方が
安く手配できることが多い。
私たちは、スカスカ・バリという現地の旅行会社を通じて手配した。
手配もしっかりしているし、確固たるコンセプトが感じられる良い旅行会社だった。


このホテルやはり白人系が多いけれど、日本人ツーリストも結構目にした。
このホテルの良さを実感するには2,3泊じゃあ足らないだろう。

私達は10泊したが、それもあっという間だった。
たいして何もしてないのに、充実感のある10泊だった。


バリ島の土産ばなし、へ

ティルタ・サリのバリレゴン舞踊 2月15日

バリ舞踊を見に行った。

バリ舞踊は、ジャワに回教が入って来た時、その回教を嫌ってジャワから逃れた王族たちが、往時を忍んで始めたと言われる。

ウブドのプリアタンあたりがその中心で多くの舞踊団が活躍している。
その中でもティルタ・サリは、1930年代に活躍した故マンダラ氏が創設した舞踊団で、世界各地で公演をしている実力派だ。

ウブドのプリアタン村で毎週金曜日に定期公演をしていた。
サヌールからは車で1時間弱の距離だ。
車をチャーターし、ちょっと早めに行ってウブドの観光もすることにした

ウブド王宮あたりの中心通りは、お土産屋と小ざっぱりしたレストランが立ち並んでいる。
それはそれでいいのだが、あまりに俗化してしまったようで面白くない。
その上、中国系旅行者が群れてかっ歩していた。

最初に公演会場で予約を取って、あとは雨模様でもあったので、
食事とビールで時間をひたすら費やした。
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19時半開演。
レゴン・ラッサムはじめバロンを含めた多くの演目が1時間半にわたって演じられた。
比較的小規模な会場内は、日本人、中国系をはじめとしてほぼ満席状態だった。

とくに、ティルタ・サリが得意とするレゴン・ラッサムがやはり素晴らしい。
10代前半の女の子によって演じられるのだが、その動きがいい。

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命を吹き込まれた精密なからくり時計のように正確で、ハチドリが舞う様に素早い。
それでいて、あでやかだ。

なんでも、この踊りは10代前半にしか出来ない踊りで、14,5歳になると卒業してしまうらしい。
しかし多くの賛美を受けると、その後ズーと「あの人のレゴンは、素晴らしかった」と言い伝えられるという。

それが60になっても70になって、一生賛辞を受けるらしい。
とても名誉な事になるわけだが、また逆もあるのだろう。
そうなったら、それはちょっときつい。

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それにここのガムランの音楽は、洗練されていて聴き応えがあった。
よく大きなホテルのロビーあたりで、ポロンポロンとやっているのとはレベルが違う。

席は前から4列目あたりだったのに、
やたら立ちあがって写真を撮るヤツ、やたら座高が高いヤツがいてイライラしたが、
なんとか払った入場料以上には、見ることが出来た。

タムカミホテル(TAMUKAMI HOTEL)



ジェゴグ(Jegog)を聞きにいく。バリ 2月14日

ジェゴグ(Jegog)を聞きに行った。
大きな竹筒で出来た打楽器のガムランでバリ島西部ヌガラに伝わっているもの。
竹筒といっても直径20cm長さ3mもある巨大なもの。

出発前にこのジェゴグの事を知った。これは是非とも外せない。

ここにに来て、いろんなパンフレットをみたり、旅行案内所で尋ねても、
あまりしっかりした返事が貰えなかった。
それほどポピュラーではないのだろうか。

ホテルのフロントに聞いたら、その彼がいろいろと調べてくれた。
ここ(サヌール)から西へ車で約3時間行ったところにあるヌガラで週1回だけ演奏会があるという。
ジェゴグ復興の祖・スェントラ氏が率いるスアール・アグンが演奏する。

午後3時に出発し、延々と山を抜け、村々を通って車を走らせた。
ヌガラに着いたのは夕方6時頃だった。
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演者らしき若者が、三々五々バイクに相乗りで集まって来た。
みんな近くに住んでいて、普段は農業をしている連中だそうだ。

ジェゴグで使われる大竹はこの地方しか取れない。
それにこの地方の民間芸能だから、このヌガラへ来ないと本物は聞けない。

家の中庭にすでにステージが設けられてある。
今日の観客総勢20名足らずだ。

しかし、今日は特別にジャカルタからテレビ局の撮影隊も来ていた。
演奏にも熱が入るに違いない。
我々もインドネシアのテレビデビューを飾れるかもしれない。

暗くなる7時頃に、ジェゴグはスタートした。

巨大竹筒の演奏は、
それこそシンプルだが、とんでもなくエキサイティングなものだった。

人間の可聴域ぎりぎりの重低音が、ズーン、ズーンと当たりの空気を揺らせていく。

その波動が後からあとからと体に入ってくる。
体中がその波動で震えてくる。

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この演奏会では、観客はその楽器の下に潜り込んで、楽しむこともいいようだ。
スェントラ氏は、ヒーリング効果がある、と笑いながら言っていた。

楽団の最後部には最重低音を担当する巨大竹筒が、高射砲のように並んでいる。

演者は高射砲の上に乗り込んで、
大きなハンマーのようなバチを全身汗だくで、振り下ろして演奏する。

演奏していると言うよりは、なにかでかい建設現場に立ち会っているようだ。

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このガムランには4音しかなく、その4音はそれぞれバリヒンズーの神々に捧げられるという。
宗教儀式にのっとた演奏ということらしいが、
そんなこと関係なく、仏教徒の我々の体中にその波動が伝わっていく。

なにしろ屋外での公演なので、ステージだけはそれなりに照明されているが、
あたりは真っ暗闇だ。

その闇夜にその重低音が伝わり、拡散していく。

近所の子供達も遠慮しがちに後ろの方に座り込んで、聞き入っている。

このジェゴグは素晴らしいものだった。
このジェゴグには、心底参った。

と言うよりこれを生み出し、村で伝承させていくバリのエネルギーに参いってしまった。

残念なことに、途中から風が舞い吹き、雨が降ってきた。それもスコールだ。
激しい雨が斜めに降り落ちてきた。

場所を隣にある屋根付きステージに移しての演奏が続いたが、音はやはり変わってしまった。

あの重低音は、闇夜に響き渡ってこそ本物だろう。
屋外で生まれたものは、やはり屋外で聞く方が何倍も素晴らしい。

ジェゴグ復興の祖、スェントラ氏自らが説明し、そして演奏にも主導的に加わっていた。
なんでも奥さんが日本人ということで、随分と流ちょうな日本語をしゃべる。
海外公演も良く行い、先日ヨーロッパから帰国したばかりだそうだ。
そして何度も日本公演を行っている大の日本びいきでもある。

このスアール・アグンの次期リーダー(スェントラ氏の息子さん)の踊りも好い。

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帰路、また3時間かけて戻ってきた。
文字通り、遙か遠い田舎から町へ戻ってきても、あの音が耳についてなかなか離れなかった。

ティルタ・サリのバリレゴン舞踊、へ続く



誕生会はカニのチリソース ラササヤンにて  バリ 2月13日

本当は昨日がチンクル(うちのかみさんです。)の誕生日だった。
スカスカ料理教室でのビッグランチが夜まで尾を引いて、お腹が減らなかった。

それで、誕生祝いディナーは一日遅れで行うことにした。

昨日、スカスカのヒロミさんから教えてもらったカニ料理が美味しい「ラササヤン」に行くことにした。
スカスカバリのHPにも載っていた。
(このレストランの紹介ページは、本当に良くみさせてもらった。)


完全にローカルの店だが、ローカルの中では有名店らしくちゃんとした服装の人々でけっこう賑わっていた。
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広東風の中華海鮮料理店といったところか。

チリクラブ(カニのチリソース)が表看板ということで、早速注文する。
店の表に水槽こそないが、スタッフが厨房の方へ案内してカニを選べという。
こういうのって、食欲をその気にさせます。
水槽の中で一番大きなカニを2匹選んだ。

ゆで海老や揚げた魚もうまい。日本のイシモチに似た白身の魚だ。

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ローカルの間で評判の店は、安くて美味い。

カニのチリソースが残ったら、ご飯にかけて食べてもよし、イカンゴレン(揚げた魚)つけても良し。

なにしろカニの身がしっかりとただよっていいる絶品カニチリソースだ。

外からみた店の雰囲気は、さすがローカルの店らしくプアーといえばプアーだ。
レストランは、表向きがリッチだろうが、プアーだろうが構わない。
問題は味。ここは大当たりのリッチ店だった。

一日遅れだったが、立派な誕生日ディナーをセッティング出来た。
その上、同行のF氏姉弟にゴチになってしまった。

おごってくれたF氏、教えてくれたスカスカのヒロミさんに感謝。

ジェゴグ(Jegog)を聞きにいく、へ続く



スカスカ家 バリ料理体験教室 2月12日

今日は、スカスカ料理教室へ行く。
泊まっているホテルは、バリ島の旅行会社、スカスカ・バリにお世話になった。
その会社でバリ料理教室をやっていると言うことで参加した。

我々4名で、スカスカ(社長のお名前なんですね。)家のご自宅での料理教室だ。

目の大きなスカスカさんの弟さん、スリヤ君がぴかぴかのトヨタ車でお迎えに来る。
スカスカさんちはホテルから10分くらいのところにあり、
なかなか立派なご自宅だ。

社長スカスカ氏と奥さんのヒロミさん(日本人です。)が出迎えてくれて、
まずは、バリのお菓子とジンジャーティーでもてなしを受ける。

バリ島にはいくつも料理体験教室があるが、ここのは友人宅へ訪問させてもらう様な感覚だ。

もっとも料理自体はホストが作るのではなく、ゲスト(つまり我々)が、作る訳だけど。

早速庭に出て、料理教室の始まりだ。
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メイン講師は、スカスカ家の厨房担当(たぶん)スイヤス君。
ホテルからドライバーをしてくれたスリヤ君も流ちょうな日本語で説明する。
その他、スカスカ家の住人、親戚、ヒロミさんのふたりのお子さん、犬のジロー君始め4匹の犬たちが賑やかくもフレンドリーに対応してくれた。

野菜を切ったり、つぶしたり、練ったりと調理は進むが、いつの間にかスイヤス君の独壇場になり、鮮やかな手つきでどんどんと事を進める。

ココナッツ油で揚げるのは、アルタム君。

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最後の仕上げは、彼に任せて、我々はビールタイム。
ビール類は、用意されてないので、欲し人は持ち込んで下さいと言われていたのだが、
結局は事前に用意してもらった。
友人F氏は、はじめからリラックスタイム。
犬たちがじゃれに行っても、「もっとビールない?」

用意されたビールを飲み干し、同じ冷蔵庫に冷やしてあったヒロミさんのビールまで目をつけた。

辛いのは大丈夫ですか?と尋ねられたので、全く問題ないよと伝えた。
おかげで、好みのおいしい料理の完成です。

本当に美味しいです、ハイ。
町のレストランなんか、足下にも及ばない。


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我々は素材や調理の説明を受けながら、見ていることが多かったので、
この美味しい料理はスイヤス君やその仲間達に寄るところが大きい。

皆さん、スカスカ社長の親戚筋とのこと。
バリ島での親戚、家族同士の深いきずなも感じられる。

気持ちのいいもてなし、フレンドリーな対応、その中でのうまい料理。
爽快な気持ちでうまいバリ料理を楽しむ事が出来た。

誕生会はカニのチリソース ラササヤンにて、へ続く


象が蚊を踏みつぶす。 

蚊がいる。

夜になると、部屋の中に蚊が出没する。

窓や扉を閉め切っていても、どこからか進入してくる。

それで、蚊取り線香を近くの雑貨屋で手に入れた。

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日本の某社が現地で作っているもののよう。

象が蚊を踏みつぶす図柄が、なんとも頼もしい。

スカスカ家 バリ料理体験教室、へ続く