ドングリ王国 ペっぽこ2人旅

ドングリ王子とぺっぽこ姫の 彼方此方すったもんだの揚げ句の気侭自由旅

乳白色の午後、アンナプルナ内院  その3 10月12日

I38abc.jpgガスが流れて展望がきかないけど、ロッジの裏手を歩く。
乳白色の景色の中、慰霊碑のケルンやテントが浮かんでいる。


思えば、ずいぶん前にトレッキングめいたことをしたくて、ネパールを目指していた。

結局、果たせずにインドから他の国へ転進してしまった。

今回、やっとこの山中へ来ることが出来た。
来る気になれば訳ないです。時間さえ確保出来れば。

でも、そのたった2週間程度の時間が取れなかった。

いくら会社勤めとはいえ、たった2週間ですよ。トレッキングに必要な日数って。

その2週間の為に、何年もかかってしまった。


130mbc.jpgさすがに食欲が無く、昼食はインスタントラーメンにする。

生の唐辛子を手でちぎって入れると
体が中から熱くなってきます。こんなシンプルなメシがうまい。

唐辛子の汁が付いているので、手を洗えとポーターのSさんが言う。

手のついでに顔も洗ったのがまずかった。
目がしょぼしょぼといつまでも熱痛い。

このロッジの先客、ドイツ人カップルも下のヒマラヤロッジで 一緒だった韓国人カップルもここに2泊するらしい。今朝はクリアーに山々が見えなかったらしい。

我々も心配していた高山病の気配もなく快調。

I37abc.jpg食堂に寝袋を持ち込んで中に入っていると昼寝にする。
自分の部屋にいるより、明るく気持ちよい。

外は相変わらずの乳白色。霧が風に吹き上げられている。

食堂でコンロをたき始めたらしく、暖かくなってきた。
心強いコンロの音が聞こえてくる。

山行きを繰り返していた頃、テントの中で聞いていたあの ホエブスの力強いあの音と同じだ。

標高4130mでの暖かいうたた寝。

目の周りはまだ痛いけれど、このロッジの名前のとおり「ホテル・極楽園」です。

(写真は、マウスで選択すると拡大・展開します。)

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コメント

>MITSUさん

コメントありがとうございます。

会社を退職(定年退職じゃあないです!)するまで、やはり9日間が最大でした。
自分の人生なのにね、いつの間にか主客転倒していました。

自分の感覚もすっかり錆びついているらしく、磨くのも大変です。(ひょっとしたら、芯までただの石なのかもしれません。)

  • 2006/12/19(火) 23:03:05 |
  • URL |
  • おうじ #-
  • [ 編集 ]

その、二週間を確保することが、本当に
大変ですね。社会人になって25年
披露宴と新婚旅行で十日休んだのが最大です。
会社の奴隷ではないはずなのに
いつの間にか、時間だけでなく、自分の感覚も売り渡して
しまっているようです。
おうじさん、思いっきり楽しんでください。

  • 2006/12/19(火) 18:31:49 |
  • URL |
  • MITSU #-
  • [ 編集 ]

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