それまで時間があるので、メディナ内にあるバイア宮殿へ向かった。
今でも国王が泊まることもあるということで、きれいに整備されている。
それにしても、イスラム文化圏特有の幾何学模様のモザイクはすごい。
イスラムの偶像崇拝が、この模様が発達させたらしい。
偏執狂の装飾家がもくもくと作り上げたように延々と続くこのモザイクはすごい。

王宮といえば、エポックメーキングな歴史とか
「どうだ!おれは偉いだろう」的な像を造るのが普通と思うのだが、
潔いほど幾何学模様だ。
天窓だって単に採光の目的だけで、ステンドグラスなんてものは無い。
延々と幾何学模様だ。
随分とストイックな文化だと感じてしまう。
ちょっと見とは違ってモロッコ人は、本当はストイックなんだろうか?

ネコがいた。なぜかホッとするぬくもりを感じてしまう。
マラケシュからアトラス越えてザゴラへ、続く
