古くフェニキア時代から開けた港で、16世紀にはポルトガル人が砦を築き、後にイスラムのスルタンが要塞化した。
最近では芸術家やミュージシャンが集まる芸術の町となっている。
我々が訪れた6月24日は、ギナワ・フェスティバル(Gnaoua Festival)というアフリカ最大の音楽祭が開かれた直後だった。
まだ、レゲエ風のあんちゃんやらアフリカ、ヨーロッパのあちこちからの観客がそこらを闊歩していて、フェスティバルの余韻が町のあちこちに残っていた。
体調を崩した私はそんな街並をのんびり歩くことも初めは余りままならなかった。
しかし偶然に泊まることが出来たその部屋貸しの宿は、本当に快適だった。
おかげで、咳はなかなか収まらないものの、体調は確実に戻ってきた。
その宿はこんな路地の一角にある。
外出から帰って来て、合図をすると3階の窓からファティマおばさんが鍵を放り投げてくれた。

朝、希望時の時間になると、ファティマおばさんが、無言でボソボソと持って来てくれた朝食。
完全な部屋食。風邪をこじらせてダウンの身にはありがたい。

部屋の窓からは明るい海が望まれ、漁船がウミネコを従えて帰港するのがよく見えた。

18世紀、イスラム王朝アラウィー朝時代の砲台が、これでもかと並ぶ。
エッサウィラの花屋さん、へ
