ドングリ王国 ペっぽこ2人旅

ドングリ王子とぺっぽこ姫の 彼方此方すったもんだの揚げ句の気侭自由旅

古方薬草蒸気房、蒸気房とはサウナなり ペナン 5月31日

先日ホテル周辺の散歩で見つけた怪しげな蒸気房にF氏と2人で出かけた。

ホテルから10分ほど歩き、メインストリートを外れて村へ入る。
すぐに、ローカルな村景色になる。

犬たちがうろつき、ニワトリが走りまわっている。
みんな元気な地鶏だ。きっとうまいチキンになる。
ランブータンの赤い実、手を伸ばせば食べ放題。

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そこにサウナの表示が。
その看板に誘われて、道を進む。この前はこの看板までで引き返した。
あまりに田舎の正体不明的怪しげ「古方薬草蒸気房」

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怖いもの見たさとサウナの誘惑に負けてずるずると来てしまいました。

こんな看板を2,3つと拾いながら村を進み、みすみす相手の術中へ。

とって喰われるか?それとも至福のサウナが待ってるか?

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ジャーン! 現れました。
古方薬草蒸気房, Ancient Herbal Sounaの英語表記が誇らしい。

波打ってるブロック塀に囲まれたその敷地に入る。
左手にはサウナ室がある。右手にはトタン屋根の平屋。
その前に屋根が付いた広い土間があり、にこやかな中年男性と青年、そして小学2年生くらいの坊。その子は、ノートを開いてなにやらお勉強中。

ちょっと、ホッとします。取って喰われる気配はなし。

奥から30代の女性が出て来て、先にサウナに入りたいと言うF氏のこだわりをさえぎり、まずはマッサージへ。

そのトタン屋根の家に入っていくとカーテンで仕切られた中に、ガランとベットが2台並んでいる。
天井からはカタカタ音を出しながら扇風機が回っている。
そこで小一時間マッサージを受ける。マッサージはオイルを塗っての全身オイルマッサージ。なかなかしっかりと気持ちよい。

次はサウナ。サウナ室は男女別々。入り口で服を脱ぐ。
ちゃんとした脱衣場もなければ、貴重品を預けるようなところももちろんない。
サウナ室の前にあるプラスチック製の簡素な椅子に脱いだものを引っ掛けておく。

真っ裸になって、ドア代わりのカーテンをくぐって中にはいる。真っ暗。
客はわれわれ以外に誰もいない。
なにやら薬草風の香りがプーンとする。目が慣れてくるとサウナ室の中がうっすらと見えてきた。
広さは3畳よりちょっと広い程度か。三方の壁際に座れるように平イスが置いてある。


薬草の匂いが充満するなか汗がしたたり落ちる。5,6分も入っていて、一旦表に出る。
オンドル構造か?サウナ室の裏手の釜で廃木を焚いている。


外気が気持ちいい。30度の外気が涼しく感じられる。残念ながらシャワーも水風呂もない。
でも外気で少し体を冷やしてまたサウナ室へ。それを、2,3度繰り返す。体中になにやら薬草がしみこんで来た。

汗をバスタオルでぬぐって、ぬるい中国茶をもらう。いっきに飲み干す。
うまい。文句なしでうまい。生ぬるくってもうまい。

庭にあるイスに座ってボーとしているとここマレーシアの大気が皮膚を通じて入ってくる。廻りは木々がしげり、その作り出す日陰と日なたのコントラストが鮮やか。
その日陰にたたずんでいると、聴いたこともないような鳥の鳴き声が断続的に聞こえてくる。
ああー、やっぱりビールが欲しい。

そういえば、来る途中でビールの看板があった。

上半身裸のままの短パン姿。
手にはビニール袋に着替えを入れて、鼻唄まじり。
道を歩いて大通りへ。通りで出たとこにあるレストランでビールをいっき。

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サウナ5RM、マッサージ25RM、ビール大瓶一本12.5RM、日本円で計1300円の極楽浄土になりました。

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